個別株投資は難しい?実際にやってみた感想「面倒くさい」

投資

2024/8/5の日経平均株価大暴落(植田ショック)をきっかけに、少しだけ個別株投資をやってみました。

やってみたのですが、自分が個別株投資をメインにするのは難しいなと感じました。

今回は個別株投資が難しいと感じた理由をお話しします。

個別株投資の魅力

個別株投資はETFや投資信託には無い無力があります。

高いリターンの可能性

投資信託やETFは、複数の株式や債券などの投資対象を一つのパッケージとしてまとめた金融商品なので、分散投資を通じてリスクが軽減できる代わりに、良くも悪くもリターンは市場平均に近くなります。

個別株はリスク度が高い代わりに、市場平均を上回るリターンを狙うことができるため、成功すれば大きな利益を得ることができます。

投資信託、ETFと違って手数料(信託報酬)がかからない

投資信託とETFは運用会社の金融商品なので、保有する運用会社に支払う手数料(信託報酬)がかかります。

手数料は年間でほんのわずかですが、長い期間投資をすると、最終的な結果に影響が出ます。

一方、個別株を持つときにはそのようなコストがかからないため、より大きな利益を得やすくなります。

株主優待がもらえる

個別株には保有すると株主優待がもらえる銘柄があります。

株主優待メインで投資している人もいるくらいで、探してみると魅力的な株主優待をしている会社も多いです。

個別株投資が難しいと感じた理由

個別株投資には投資信託やETFにはない利点がありますが、それでも個人的に個別株投資を続けるのは難しいと感じた理由は、面倒くさいんです。

銘柄選定が面倒くさい

日本には約4000の上場企業がありますが、その中から投資先を選ぶ必要があります。

投資する会社を見つけるために条件を指定してスクリーニング(ふるい分け)するのですが、ふるい分けための条件をまず勉強しないといけません。

ふるい分けても、さらにそこから自分の投資目的に合った会社を見つけないといけません。

当ブログでは今回4社に投資しましたが、初めてということもあって、とりあえず4社に投資すると決めるまでに半日かかりました。

次に新しい投資先ときも、これだけの労力をかけないといけないと思うと、正直しんどいです。

銘柄管理が面倒

株を買うときは上がりそうな株、配当利回りのいい株を探しますが、その時には業種も考えないといけません。

業種によって景気に左右されやすい景気敏感株と、景気に左右されにくいディフェンシブ株があるので、その2つをバランスよく買うことで安定したリターンが得られます。

今回当ブログは4社に投資したのですが、景気敏感株とディフェンシブ株があることをそのときは知らなかったので、4社中3社が景気敏感株になってしまいました。

  • 1605 INPEX(業種:鉱物):100株
  • 7272 ヤマハ発動機(業種:輸送機器):100株
  • 8306 三菱UFJ(業種:銀行):100株
  • 9432 NTT(業種:通信):500株

株価上昇局面では高い成長性が期待できますが、景気が悪くなったときは大きく下がりやすいリスク度の高いポートフォリオになっています。

ディフェンシブ株であるNTTの株を追加で買うのと、他にもう1社景気に左右されにくい銘柄を追加しようと思っていますが、株を買うたびにリスク度のバランスを取りながら業種の組み合わせを管理し続けないといけません。

面倒くさがりの人間には個別株投資は難しい

個別株投資に向いている人は、企業選定が楽しいと思えて、自分だけのポートフォリオを作りたいまめで凝り性な人が向いていると思います。

逆に自分のような面倒くさがりな人間は最初だけ頑張っても後が続かず、銘柄選定も管理も適当になります。

将来楽をしたいから投資をしているのに、投資自体がしんどい作業になるのは本末転倒です。

面倒くさがりな人間は結局、ETFやインデックス型の投資信託が一番合っているので、当ブログでは個別株はほどほどにしつつ、配当金目的の投資でもETFをメインにしようと思います。

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