米国高配当株ETFならSBI・SCHD!特徴・組入銘柄と実際の投資成績まとめ

高配当投資
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「米国高配当株に投資したいけど、いい投資先が多くて迷う」

そんな方におすすめしたいのが、米国高配当株ETF【SCHD】に投資できる投資信託です。

当ブログでは数ある米国高配当株への投資に、SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)(以下、SBI・SCHD)を選びました。

本記事では、SBI・SCHDの基本情報や組入銘柄、セクター比率、実際の運用成績まで詳しく解説します。

米国高配当株投資に興味のある方はぜひ参考にしてください。


SBI・SCHDとは?

  • 設定日:2024年12月20日
  • 愛称:SBI・SCHD
  • 対象指数:ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス
  • 純資産額:1,382億3,200万円(2025年6月10日時点)
  • 信託報酬:年0.1227%(税込)
  • 分配金利回り:-(運用開始まもないためデータなし)
  • 組入銘柄数:100銘柄
  • 分配回数:年4回(3月・6月・9月・12月の各19日)

SBI・SCHDは、SBI証券が運用する投資信託で、米国の人気ETF「SCHD(シュワブUS配当株式ETF)」に投資できる商品です。

円建てで手軽に米国高配当株に分散投資できます。

また、楽天証券や日興アセットマネジメントからも同様のSCHD連動型ファンドが運用されており、今後さらに注目度が高まっています。

2025年6月時点ではSCHD自体を日本の証券会社から直接購入することはできず、投資信託経由での投資が一般的となっています。

ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックスとは?

SCHDが連動を目指すこの指数は、連続増配10年以上の米国企業から、企業規模や流動性などの基準を満たし、かつ配当利回りが高く財務健全性のある約100社で構成されています。

つまり、配当の安定性・成長性・企業の健全性を兼ね備えた優良企業群が投資対象となっています。

SBI・SCHD自体は運用開始直後のため分配金実績はありませんが、ベンチマークであるSCHDの直近5年平均分配利回りは3.52%と高水準です。


SCHDのセクター比率と上位構成銘柄

SCHDの構成銘柄上位10社とセクター比率は以下のようになっています。

(データ出典:シュワブ・アセットマネジメント公式サイト)

構成銘柄上位10社(2025年6月11日時点)

セクター比率(2025年3月31日時点)

エネルギーセクターが最多となっていますが、ディフェンシブ性の高い生活必需品やヘルスケアも上位を占めており、かたよりを抑えた分散投資が実現されています。


SBI・SCHDの特徴とパフォーマンス

SCHDの特徴はおおきく2点です。

  • 高い増配率
  • 米国高配当株ETFで比較したときの高いトータルリターン

高い増配率

SCHDの最大の魅力は「高い増配率」にあります。

下表は2015年~2024年の分配金推移・前年比増減率をまとめたものです。

年度年間分配金増減率(前年比)利回り(前年末株価比)
2024年$0.994+12.2%3.92%
2023年$0.886+3.7%3.52%
2022年$0.854+13.9%3.17%
2021年$0.750+10.9%3.51%
2020年$0.676+17.6%3.50%
2019年$0.575+19.8%3.67%
2018年$0.480+6.9%2.81%
2017年$0.449+7.2%3.09%
2016年$0.419+9.7%3.26%
2015年$0.382

コロナショック時(2020年)も減配はなく、安定した配当成長を実現しています。

他に人気のある米国高配当株ETF【VYM】と、増配株ETF【VIG】とも比較しましたが、SCHDの増配率はトップクラスであることがわかります。

【他ETFとの比較(増配率)】

  • SCHD:+11.3%
  • VYM(バンガード米国高配当株ETF):+5.6%
  • VIG(バンガード米国増配株ETF):+7.2%

米国高配当株ETFで比較したときの高いトータルリターン

米国高配当株ETFの代表格はSCHDの他に、「VYM・HDV・SPYD」の3つ。

下記は一番新しいETFであるSPYDの上場日(2015年10月22日)以降の分配金含むトータルリターン比較チャート(2025年6月9日時点)です。

出典:TradingView(トレーディングビュー)

SCHDが最も高いトータルリターンとなっています。

高い分配金利回りだけでなく、中長期での値上がり益による資産形成にも期待できる結果です。

ただし、パフォーマンスは計測期間によって優劣が入れ替わります

直近5年間(2020年~2025年)ではVYMやSPYDのリターンがやや上回る時期もありました。

出典:TradingView(トレーディングビュー)

どの期間でも常にSCHDが最も高い成績を残しているわけではない点には注意しましょう。


SBI・SCHDはどんな人におすすめ?

SCHDは3%後半の分配金利回りに加え、高い増配率で「保有しているだけで受取分配金が年々増える」のが大きな魅力です。

さらに、株価の値上がり益も中長期で期待できます。

  • 配当収入を重視しつつ、増配による将来の受取分配金増も狙いたい方
  • 株価上昇も視野に、米国優良高配当株で中長期的な資産形成を目指したい方
  • 円建てで手軽に米国株に分散投資したい方

SBI・SCHDの実際の運用記録(2025年6月12日時点)

当ブログでは、2025年5月30日から特定口座でSBI・SCHDへの投資をスタートしました。

今後も分配金の受取額や運用状況を記録していきます。

投資記録

  • 保有日数: 13日
  • 取得価額: 8,884円
  • 評価損益: +3,647円(+3.65%)
買付日取得単価口数平均取得単価合計口数
2025/05/308,884円112,562口8,884円112,562口

分配金履歴

受取日分配金額口数

まとめ:SBI・SCHDは「高配当×高増配」の優等生!

SCHDは高い分配金利回りと増配率、トータルリターンで米国高配当ETFの中でも屈指の実績と人気のETFです。

SCHDに投資するSBI・SCHDにも、今後の運用成果に期待しています。

今後も運用実績や分配金情報を更新していきますので、米国高配当株投資の一助になれば幸いです。

円建てで取引できる米国高配当株ETF、増配株ETFについてもまとめています。

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